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日々の日記
by HSOgolgo
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温暖化と燃料
今日は車関係のお仕事をされている方との話し。

最近暖かいですねぇ〜はお客様との会話で
合い言葉のようになってきておりますが
そこででてくるのが環境問題。

ヨーロッパなどでは
最近はディーゼル車が見直され
ガソリン車よりも全体の割合が高く
なっているという事ですよねぇ。

日本ではディーゼル車は環境汚染のイメージが
強く、東京都などをはじめ規制の対象となっている。

その差は、日本のディーゼル技術は
ヨーロッパなどに比べて
規制も緩いこともあり後進国なのだとか。

規制が厳しくなった今でも
ヨーロッパの基準をクリアは難しいそうで。

実際には
ディーゼル車はガソリン車に比べて
燃費も良いし、トルクも大きいわけで。

さらに、温暖化への影響が大きい
一酸化酸素の放出量が少ない。

という事を考えると
規制によりディーゼル車からガソリン車に変えた
トラックが以前よりも沢山走るようになった
都内などは、見えない空気汚染が進んでいるとの事。

ただ、石原都知事が問題視したのは
記者会見でもペットボトルにいれた
カーボン、つまり黒煙の元ですよね。

これが、日本ではかなり問題視された訳で。

確かに、昔
沼殿下と朝早く海に行き、オイルを体に塗って
海辺に寝た途端に雨が降ってきたので
慌てて帰ったら途中で天気は一転して夏空・・
なんて事があった時の話を思い出す。

引き返すのもなんなので
高速を使わず国道で帰ってきたわけで。

で、悔しいから
サンルーフや窓を全開にして
車の中ながら太陽を浴びながら帰りました。

で、途中でラーメン屋に寄り
沼殿下とお互いの顔を見合わせてみると
黒く焼けている・・しかも窓にもたれて出していた腕
なんか腕時計の跡もついていたわけで。

「おおっ!焼けてんじゃん〜俺ら」

沼殿下と顔を見合わせて話したのも束の間、
お手拭きで、顔を拭いたら
奇麗に黒いのが取れた・・なんて
笑えるような、怖いような経験を
したことがありますね。

何時間もトラックの排気ガスを
浴びながら走った結果ですねぇ。

はっきり言って、当時自分もディーゼル車の
パジェロに乗っておりましたが
エアフィルターの交換などを定期的に行い
急発進などを行いように心がければ
黒煙などは本当に微量しかでませんでした。

結局は、営業車など
その辺りのメンテナンスと過激なアクセル操作を
してしまうことにより、黒煙という産物が
多くでていたんでしょうね。

が、お客様とここまで話して
自分も知らなかった話しを教えて頂きました。

その黒煙の正体は、燃料の軽油にも
かなり問題があるとの事。

あれは、軽油に含まれる不純物なのだそうです。

日本ではガソリンよりも軽油は安い設定ですよね。
自分は、それは
精製する際のコストの違いから
ガソリンが高いのだと思い込んでおりましたが
実は、ガソリンを精製するのは一番コストが
かからないのだとか。

ガソリンは揮発性が高いので
重油の状態から
ドンドン揮発して抽出するのに
さほどコストをかからないのだとか。

・・その分、安全性にはコストがかかるでしょうけど。

で、そこから重油を精製して
最後のほうに軽油をやっと精製できるのだとか。

その基準の段階で甘いと
どうしても不純物が入り込んでしまうのだそうです。

つまり、日本ではエンジンの性能ウンヌンより
軽油そのものの純度の問題で
あの黒煙、カーボンがでてたんですねぇ。

じゃ、そんだけ手間がかかる軽油が何故
ガソリンより安いのか?

アメリカでは軽油のほうが高いように
日本でもそうなるべきなんでしょうけど
公共機関でディーゼル車を使用している日本では
そのコストをガソリンに対して
税金を高めに徴収する事で穴埋めされ
軽油を安く設定しているのだとか。

 なんかややこしい話しなんですねぇ。

整理すると様々な問題点が浮き彫りになる気がします。

地球環境を考えるって難しいですね。
by HSOgolgo | 2007-02-22 23:56 | 日々の日記
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