人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々の日記
by HSOgolgo
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
医療問題の裏にあるもの
今日も忙しかったです。
ありがたいことで。

最近、意識不明になった妊婦の方が
最初の病院での医師の対処問題から
その後の病院の受け入れ拒否、
そして亡くなられた事が報道されております。

この問題で気になるのは
満床という事で受け入れ拒否を
20近い病院がした事について。

以前、息子さんが医師をされている
お客様から聞いたお話。

その方の息子さんは
他県の大学病院で働かれているのですが
かなり前に
受け入れ拒否の話をお聞きしたことがありました。

「最近さ、息子の病院にさ
他の病院で受け入れ拒否をされた患者の人が
運ばれてくるんだって。それが
結構、重傷の人や対処が難しいケースが多いらしいのね。
でも、ここでもさ今の社会における医療問題
の影が大きくでてきているんだよねぇ」

それは
本来は病院というところは
何らかの症状を訴えている人に対して
1秒でも早く適切な対処をする場所であるハズ。

でも、その結果
その対処に問題があると
患者側から訴えられて、下手をすれば医師逮捕まで
いたるケースもでてきている。

それは極端なケースだけども
もし少しでもミスがあれば病院にとっては
重大な信用問題が失われることになるワケで。

夜中の緊急な患者の場合
宿直の医師、それがまだ未熟な医師の場合などは
そのリスクがひじょうに高くなる。

全国の良い病院を紹介する書籍や番組が
世の中にでてきてランク付けされれば
病院はそのような事も気にしなければいけない時代。

それは「情報」の時代としては
我々、患者(となる)の側から考えると当然の情報
であるワケだけど、過剰になると気を付けなければいけない。

それを病院側も過剰に反応をしている事にも。

以前、救急隊のお客様もこんな事を言われていた。

「深夜、重症患者を搬送している時に
救急指定されている病院に連絡ても、宿直の先生が
まだ若い(技術的に)先生しかいない場合に
看護士の判断などから満床と断られるケースもあるんだよね。
昔は、とりあえず早く!と受け入れて
夜中でも医院長が自宅からすっ飛んで来てくれる
事が多かったけど、最近の医療に対する厳しい風潮
のおかげで逃げ腰になっている病院も多いよね」

そのような現実的な問題の結果
始めにしたお客様の息子さんが勤めるような
大学病院まで転々とされてくる患者さんが多いと聞きます。

確かに、今回の妊婦の方の事故(事件)のように
あきれた対処をした医師もいるのも事実で
そのような医師に対する問題提起も必要だけども
あまりにも大きな部分まで踏み込んでしまうと
全体が機能しなくなってくるのも事実。

極めて厳しい状態の患者さんを
わざわざ受け入れて
世間の厳しい目にさらされる危険を避けようとする
ように病院をしてしまったのも
そのような情報過多、また過剰反応あ
温床になっているのも現実なのですよね。

なんかワイドショーを嫌うような
事ばかり書き込んでいるけど
そのあたりを良く考えながら報道しないと
その情報に現場が敏感になるすぎて
起きる悲劇もあるということ。

それはその情報を受け取る我々にも責任があるわけで。

なんか、この話は
教育の現場にいる先生や学校問題
さらには
多様化する犯罪の現場にいる警察官や警察機関
の問題にも置き換える事ができる気が
するのだけど、どうなんでしょうね・・


さて、明日は
竹内さんのヒゲカット&新事業のお話の為(?)
に「ばっさん」で会議だ(汗)

ご家族も皆さんで参加だから賑やかになりそう。
楽しみだぁ〜
by HSOgolgo | 2006-10-19 23:10 | 日々の日記
<< 夢宴 北朝鮮の核問題 >>