日々の日記
by HSOgolgo
2005年 12月 16日 ( 1 )
男達の大和〜戦艦大和が残したもの
今日は以前 daisy1129さんのブログで
お約束した「戦艦大和」のお話。

実は以前 2004年6月4日に
このexciteブログの前に使っていた
別のブログで書いた事があるんです。

まず、読んでみてくださいね。

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2004年6月4日

本日は何故か忙しかったです。
また昼飯食べれなかった・・・・


本日 御来店されたお方で
自分の祖父と同じ歳の方がおりました。


自分の祖父はすでに他界しておりますが
この年代の方ですと
やはり戦争の話になってします。



自分の祖父は海軍で

戦艦大和の機関砲を担当しておりました。(たぶん)

なんでも

祖父の隊の所には敵の弾が当たらず

皆 祖父の隊に入りたがった、なんて

話を聞いた事があります。


大和の最後の出撃の前に

他の船への配属が命じられ

祖父は命拾いをしました。


今回の旦那さんは陸軍だったそうですが

原爆が広島に落ちる1ヶ月前までに

爆心中心部に住んでいたとか。


所属していた隊が東京に配属されて

助かったそうです。


戦争に行かれた方は皆

運というのを凄く感じるそうです。


運が良い悪いは、生きる死ぬですからね。


その旦那さんが所属していた

第27師団というところだそうです。


その中の連隊に所属していたそうですが

それも他の隊に転属命令がでたそうです。



その27師団は

終戦前にもう味方が殆どいない

中国の奥地に進軍し

その目的地までの途中で

各地攻撃の結果

全滅をしてしまい

目的地に届かなかった為に

その最後は歴史にも残っていない

悲劇の師団だったそうです。



その隊長は噂では

御客様のいた隊の教官だった方で

最後は敵地にて

隊の旗を焼き、その棒を土に埋め

自害をしたとのこと。



戦争は惨いです。



昔 特攻隊に所属していた方もおりました。


その方は

「暴走族が特効服を着ているのをみると

ぶん殴ってやりたくなる。

その意味を知らないくせに!」と

話されていた事も思いだしました。



その方は次は自分の隊が、という時に

終戦を迎えたとか・・



最後に



沈められると判りながらの

戦艦大和最後の出撃で

それぞで家族を持ちながら

当時の国家の

無謀な出撃で死ぬ事への

青年士官らの問いかけに

答えた哨戒長・臼淵大尉の言葉です。



「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ。

負ケテ目覚メルコトガ最上ノ道ダ。

日本ハ進歩トイウコトヲ軽ンジ過ギタ。

私的ナ潔癖ヤ徳義ニコダワッテ、真ノ進歩ヲ忘レテイタ。

敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ。

俺達ハソノ先駆ケトナルノダ」



この人達が

今の日本をみたら

何て嘆くだろうか・・・

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最後に触れているのは
「戦艦大和の最期」という本の中の一文です。

大和に乗船し、生き残った数少ない方が
書かれた本であります。

戦艦大和は当時、世界最大の46インチ砲を持つ
日本の象徴といべき戦艦でした。

しかし、その大砲は
実は砲撃するごとにその衝撃で
照準器がその都度壊れてしまうものだったとか。

それでも、大和は日本の強さの象徴だったんですね。

そして、最後の出撃。

もう、これは港を出る前から
片道切符の出撃なのは誰もが承知の上でのこと。


この本では
青年士官、つまり学徒兵の苦悩にみちた姿が
描かれております。

「何故、自分たちが死ななければいけないのか?」

今の自分たちでもそう悩むであろう事を
彼らは考え、嘆く。

そんな彼らの問いかけに哨戒長・臼淵大尉が
答える訳ですね。

「進歩のない者は、決して何事にも勝てない。
しかし、負けても、その事に目覚めるならば
それも最上の道とも言える。
そして、日本はその進歩という事を軽く考えていたようだ。
この国は自分本位な潔癖や徳義にこだわるばかりに
本当の進歩という事を忘れてしまった。
そんな日本には、負けて目覚める事以外に
国の未来が救われる道があるだろうか?
自分たちの死によって、この国が目覚めるならば
その先駆けになろうじゃないか」

そんな言葉に、大和は
帰る事のない戦地へ向かい出発する。


たぶん、今回の映画「男達の大和」では
その中の人間の葛藤を描いているんじゃないですかね?

涙するもの良いかもしれません。

でも、今のこの時代に希望を抱いて
自らの命を捧げた若者達に
自分たちは恥ずかしい事をしていないか?
この国はどうなのか?

涙して感動するより、
背筋をただして、涙する映画なのかな・・
と思う今日この頃でした。


明日から公開ですよね、「男達の大和」
観に行ってこようかな。
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by HSOgolgo | 2005-12-16 23:49 | 日々の日記