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日々の日記
by HSOgolgo
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北朝鮮ミサイル問題
いま毎日のように北朝鮮ミサイル問題が騒がれております。

お客様で今回の問題で
中国・韓国と色々と協議をされに行く方がおりました。

色々と水面下のお話をお聞きしましたが
やはりなかなか難しい問題なのですね。

でも気を付けなければいけないのが
最近のマスコミ報道。

北朝鮮への制裁が国連をとおらなければ日本の負け、
のような結果ばかりを追う内容の報道が多すぎるわけで。

ましてや、とある番組の司会者などは
「こうなったら、北朝鮮のミサイル基地を攻撃できないのか?」
なんて軽率な発言をする人までいる。

・・そんなコトを言ったかと思うと
「なんて、風潮が国民の中で生まれちゃいますよね」
なんて軽率な発言の意味をすり替えたりして。

反韓・反中の動きを高めている今のマスコミの
お得意の危機感をあおる手法は
何を目指しているのかまったくわからない。

こういうニュースこそ
冷静な報道が必要かと思うけどね。

そういう冷静ななかで国防というコトを
冷静に見直す良い機会なのだと思うけど
番組の最後に訂正をすれば
それで良しと進行している今のマスコミじゃ
それは無理なんだろうな。

自分は自衛隊の「軍」としての力など
まったくもって素人なのでわからないけど
お客様から聞く話で、そうなのか・・と思うコトはある。

日本の戦闘機などは現状だと
アメリカから購入しているものなんだろうけど
日本向けに持ってくる戦闘機などは
その認識番号に「J」が付くのだという。

それは、日本仕様というもので
戦闘機などは燃料タンクなどが取り替えられ
小さなものに取り替えられているのだとか。

もちろんそれでは航続距離は落ちるのだけど
「自衛」が目的なのだから、そういう仕様になるのだそうで。

つまり遠距離の攻撃はアメリカの戦闘機に頼る、
というコトなんだろうか?

ちなみに笑い話で
その方がその話しを航空自衛隊関連に方に
「それではまったくもって遠距離の攻撃は無理なのか?」
との問いに
「まずかなり高い高度まで上昇して
エンジンを切り、グライダーのようにして敵地へ進入
そして、攻撃後にエンジンをいれて帰還すればできます」
という笑い話をしたとか。

もちろん今回のイラク派兵に関して
航空自衛隊などが任務についているので
無理じゃないのだろうけどね。

あとこんな話を聞いたコトがあります。

それは戦車の話。

例え話としてゴジラの話で。

ゴジラが東京湾に上陸したとしましょう。
映画ではお台場などに自衛隊の戦車などが
次々と現れゴジラに向けて砲撃をします。

でも、現実にはそれは無理なのだそうで。

まず、いまの日本の道路では
戦車は移動することができないそうです。

高速道路は料金所が邪魔だし
一般道路は強度の問題でボロボロになってしまう。

一番早く戦車を目的地に移動するには
今の日本の都市構造からいうと
まず戦車を分解してトラックに分譲し
そして目的地で戦車を組み立てる、なんて方法なのだとか。

飛行機で輸送しようにも
韓国のように非常事態に街の道路が
飛行場になるような都市ではないわけですから。

日本は防衛を主とした自衛隊なので
今でも空母を持っていないわけですよね。

これは有る意味
先日公開されて話題の戦艦大和もそうですけど
あの時の日本とまだ同じような状態なのでしょうね。

もちろん基本的な能力はケタ違いですけど
根本的な意味として。

真珠湾攻撃で艦隊戦の時代ではなく
戦闘機の時代であると世界に見せつけながら
艦隊戦にこだわり大和を創り出した日本。

もちろん、今はさらに時代は進み
ミサイルを主軸とした形態にはなっているわけで
だからこそ今回の北朝鮮の問題は大きなコトになるのでしょうね。

でも、でもね
本当に冷静に考えないと
果たしてソレで良かったのか?という国になる気がします。

確かに、空母も待たず
周辺諸国までも攻撃などもできない戦闘機を持っているだけでも
戦車がまともに走ることができない街でも
それはそれで平和なことなんだから・・・
というコトを崩すわけだから。

もしかしたら崩す時代なのかもしれないけど
そういう時期なのかもしれないけど
変にマスコミに踊らされるだけでなく
冷静に我々国民も考えないといけないのだろうねぇ。

そういう部分を良く考えないと
意外と北朝鮮という国は
アメリカ・韓国・中国・ロシアそして日本にとっても
都合が良い国である側面もあるのだろうから。
もちろんマスコミにとってもね。

ここで書いてある話は
別に自衛隊の今の現状を詳しく調べて書いている
わけではないので、もしかしたら
世界中に飛ぶことができる戦闘機を日本は所持している
のかもしれないし、東京の何処でも
敵が上陸したところに戦車が行ける輸送システムが
あるのかもしれない。

でもそれはそれで、そういうコトも自分達が
知るコトから色々な意味で大切なんじゃないかと思います。

そんなコトをお客様と話して思いました。
by HSOgolgo | 2006-07-12 23:59
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